Issue #8838 has been reported by knu (Akinori MUSHA).
Feature #8838: Enhancing Numeric#step
Author: knu (Akinori MUSHA)
Status: Open
Priority: Normal
Assignee: matz (Yukihiro M.)
Category: misc
Target version: current: 2.1.0
DevelopersMeeting20130831Japan用に起票します。
ちょうど3年ほど前、 [ruby-dev:42194] で私が提案したのが以下の内容です。
1.step {|i| … } # i = 1, 2, 3, …
-1.step(by:-1) {|i| … } # i = -1, -2, -3, …
1.0.step(by: 0.1, to: 2.0).to_a # [1.0, 1.1, …, 2.0] (余談:誤差に注意)
2.step(by:2).take(100) # [2, 4, 6, …, 200]キーワードを by: と to: にしたので、従来のように順序で意味を
表すより読みやすいと思います。いかがでしょうか。
これについては、[ruby-dev:42204]にて「一晩考えた」まつもとさんにOKをい
ただきました。ただ、ここからC APIを設けようという方向に話が進みました。
一晩考えて、stepメソッドへの拡張そのものには賛成しようと思い
ました。ただ、今後キーワード引数を取るメソッドが増加すること
が容易に想像できますので、C APIでもキーワード引数に対応した
いと思います。
それを私の方でうまくまとめきれず、尻切れとんぼになってしまいました。
それから3年経ち、Ruby 2.0では「本物の」キーワード引数文法が導入されまし
たが、Cレベルでキーワード引数をdestructureするようなAPIはまだありません。
Enumeratorの進化(Enumerator::Lazyの導入等)で無限数列を手軽に生成した
いシーンは増えていると思いますが、 Enumerator#with_index(n=0) が使える
ケースを除けば、上記提案にもある通り、 1.upto(Float::INFINITY) などと書
くしかなく、スマートとは言いがたい現状です。
そこで、APIは別途議論するとして、機能としては2.1で入れてしまいませんか
というのが今回の提案です。